武奈が岳

武奈が岳

平成16年9月4日土曜日

8月は黒部源流域に行く計画を練っていたが、天気予報が悪く予定をキャンセルをしたためこれといった山へは何処へも登らなかった。
体もなまっている事ではあるが、約1年ぶりに比良山方面へと思い、かつて家族で行った事のあるガリバー旅行村から八ツ淵の滝を通り武奈が岳に登る事にした。

午前5時45分自宅出発−途中コンビニにて買出しし、名神吹田から京都東・湖西バイパスそしてガリバー旅行村に7時30分到着。まだ閑散としている村内の管理事務所に行き400円の駐車代を支払い日帰りスペースへとめる。帰るときは空きスペースがなく満車であった。

7:47 ガリバー発   8:42七遍返しの滝(15分休憩)  9:30スキー場9:35   9:51イブルキノコバ10:00  10:41武奈が岳頂上11:13  11:28細川越  11:55広谷出合  12:20広谷川との合流点 1:10ガリバー村着


 前日の夜、寝る前に明日何処かに登りたいなぁと思いとりあえず日帰りの用意をする。
何となく何処に行くともなく12時頃に床に付き、目が覚めたときは朝の5時であった。歯を磨きながら行き先を考えていると、最近殆ど行っていない湖西方面へ行こうと思い途中コンビニに寄り買出しをし、名神に乗る。朝の6時頃だと言うのに車が多く皆何処に行くのかなとふと自分事は忘れて思う。
 7時半にガリバー旅行村に着き、駐車代400円を管理事務所に払い日帰りスペースに車を停めて登山口へ向かう。魚止の淵・障子ケ淵・唐戸の淵は通らずそのまま登山道を大摺鉢へ向かう。そのまま小摺鉢、屏風ケ淵、貴船ケ淵を通り最後の8番目の七遍返しの淵まで約1時間弱かかった。しばらく歩きとなだらかな場所でしばし小休止。だんだんと急坂になり右手のほうから滝の音はするがその姿は全く見えず(幻の滝)、しばし石楠花の木が茂っている歩きにくい急登が続く中、リフトが見えると比良山スキー場。30年程前に何度か来たはずであるがはっきりとした記憶がないっ!(~_~;)今年で閉鎖されもう再開される事は無いだろう。八雲ヒュッテの方へゲレンデを下ってゆき小屋の右を通りコヤマノ岳の山すそを横切るように15分程でイブルギノコバに到着。
 イプルギノコバから谷筋を30分ほど登ると西南稜からの道と合流し、笹原を登ってゆくと武奈ガ岳の頂上に到着。リフトが廃止になったため登山者も激減しているようで山頂には土曜日と言うのに私を含めて4人静かで良いのだが。眺望を期待していたが煙っているためイマイチ、おにぎりを食べ一息入れて30分程で帰りは細川越へ下る事にした。
 下り始めて15分程で細川越を右に折れ10分ほど歩くと湿地帯となり薄紫の綺麗な花が至る所に咲いている。広谷小屋を過ぎ広谷出合から左に道を取り八淵の滝の真中遍の広谷川との合流点へ向かう。何処かで道を間違えてみたいで、思っていたよりも上流で合流してしまい滝を下る事になった。途中沢登りの8人ぐらいのパーティとすれ違った以外は登山者はなく、滝までのハイカーが数人いただけで土曜日なのにさびしいものである。
 合流から八淵の滝を過ぎ出発点のガリバー旅行村に着いた時待っていたかのように雨が降り出しガリバー旅行村を出るときには土砂降りになっていた。 

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