箕面

前山より能郷白山を望む
 もっと早い残雪期に登りたいと思っていたが、諸般の事情により実現する事が出来ず初夏の花の時期に登ることになった。花と言えば、チーさんに、しろくまさんである。加えて大垣のジオンさんも参加表明があり、老師もドタ参かも、と聞いていたが、最近気力体力充実せず病弱との事で近場徘徊だそうである。

 登山口の林道歩きが2時間ぐらいあるかもしれない、と言う事で4時に自宅を出、4時半にチーさん家、同40分にしろくまさん家前、名神豊中ICから大垣ICへ、6時過ぎにジオンさんと合流できると思っていたがちょっと遅れてジオンさんと合流。

 ジオンさんの地元と言う事でナビをしていただくが、なんかよく分からない感じである。ちょっとごちゃごちゃとして、R157へ出て一路根尾村へ。
  
 根尾村に入って淡墨の湯を過ぎ、しばらく行くと国道をはずれ林道に入る。直ぐに有名な猿楽堂がある。熊出没注意の看板を見ながら何処まで車で行けるかなぁ〜と皆で言いながら登って行く。途中でしろくまさんが「前ここで停めたような気がするんですが」と言うが、もうちょっと上に行くと「ここかな?」と、何とも記憶が定かでは無いようである。
 下りてくる車とすれ違う時に少し話をすると、道路に大きな落石があり駐車スペースも無く、引き返してきたそうである。まぁ、ここまで来れば林道歩きもそう長くは無いだろうと、もう少し行くと車が1台、ちょっと上に2台と停まっている。始めの車の横に何とか転回をして帰り易くして停め、準備をする。

アベックの黒の車の横に止める
このちょっと上で大きな落石が・・
 車を置いて舗装された林道を登山口へ4人で歩き出す。20分ほど歩くと以前来た時に停めた場所に着く、5・6台車が停まっており無理をすればここまで走れたかもしれない。更に10分歩くと登山口入口に到着である。

30分の林道歩き(予定では1時間)

登山道入口に立つ概念図
 登山道は@〜D(0〜E0とEは表示なし)まで数字ありそれぞれの距離と大体の時間が表示してある。登山口入口から渡渉し、ここから30分程が大概の急登である。朝一番にはきついし、大汗である。歩いている間に私単独とジオンさんの2人が先になり、チーさんとしろくまさんが後詰で登ってくる。    @番を過ぎてしばらく登ると林道出合である、ここでひと休み。既に汗びっしょり、ジオンさんも調整

@番表示

急登を登るジオンさん
 林道出会いで小休止。下を見ると最終の駐車場所がはるか下に見えている。あそこに停めれたら楽だったのに、とまだ考えてしまった。 
 ここから、稜線に出るまで再度、急登である。その急登を凌ぎ、A番を過ぎて、B番を通過それぞれ小休止を取るが、汗が出て水分の補給ばかりである。

A番標識

B番標識

稜線から能郷谷
 後ろの2人は、花の撮影に取られているのか振り返っても視界には入ってこない。休憩しても5分以上経たないと追いつかない。(チーさんのレポがアップされたので見てみると、やはり沢山の花の写真がある。私が見ている限りではその3分の1も見つけられなかった
 後の2人を待つ、と言う事で適当に休憩を取る事が出来た。1人で来るとどうしても休憩も取らず、花もまぁ見ないでしょう!

能郷谷と登ってきた稜線を見る

前山からの能郷白山
雪渓がまだ残っている
右側の雪渓の右上が山頂
 花を目的で登っている訳じゃ無いので、花を探しながら登ることは今も、まぁ無いが、以前に比べると登るのに余裕ができた事もあるせいか、キョロキョロとしながら登っている。しかし、花を見つけることはあまり無い。先日、箕面の山をハイキングしてきたがある方のホームページでは綺麗な花が沢山写されているが、同じルートを辿っても殆ど見つける事が出来ない。まぁ基本的な興味の問題かなぁ!
こんなちゃんとした花の写真も撮ってます
サンカヨウ
たぶん!
 前山の「○○つつじ」の綺麗なところで後詰の2人を休憩がてら待つ。ジオンさんと「後ろの2人は多分、ここで写真タイムやね」と言ってると、追いついてきた2人、休憩より花の写真を撮っている。大当たりーっ!
 そうこう言っているうちに、ガスが出だし、山頂も雲に隠れてしまった。40分足らずの登り返しをこなすと、雪渓に出、右にしばらく登ると三角点のある頂上である。
 頂上で写真を撮り、昼食は祠で摂ることにする。

山頂にて

山頂から雪渓を横切って祠へ
 祠の脇でジオンさんの鍋を頂き、後にうどんも頂く。昼食の間ずーっと小蝿が我々の周りを飛んでいるのだが、何故かしろくまさんの廻りに群れている。血液型か衣服の色か(黒いものを昆虫類は好むと聞いた事があるような無いような)

右の縞々の方は当然関係ありません
 約1時間ゆっくりと昼食を済ませ、帰りのこともあるので腰を挙げる。天気が良ければ、なかなか去りがたいところではあるが今日はガスが掛かり全然展望は望めない。以前来た時の展望が良かったか、そうでなかったのか定かには思いだせないが(単にぼけているような気がする)、展望の良い時に又登りたい山である。
 しかし、改めて思うに展望の良い時に又来たいといっている山がどれくらいあるのか、殆ど全てでは無いか!なんと天気運の無い単独行ではないか。でも、次回は絶対に良い天気の時に来たいものである。
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