野 坂 岳
913.5m SIVA・makoto&sumire
おーちゃん&おーだんな
チーさん・しろくま・単独行

(敬称略)

 1月の賤ヶ岳(15日白影氏企画)で、改めてワカンの浮力のなさ(ただ単に自分の体重が多い)を痛感し、スノーシューグループへ鞍替えしようか、などと思いながらネットでショップめぐりをしていたら、私の体重でも大丈夫なSシューがあり思わず、買い物籠へ.....えぇーっい、まぁ、いいっか。また、小遣いが減ってしまった。と言うわけでSシューが3日後に届く。
 スノーシューはやっぱり雪の上でなければその効果が発揮できないと思うが、何処で試そうかと思っていたら、敦賀のSIVAさんから野坂岳のお誘いがあり、渡りに船、これ幸いに参加表明をする。
 
 当日チーさん、しろくまさんをピックアップし、名神高速を京都東まで走り、湖西道路を北上するが坂本の辺りから雪が激しくなり吹雪の状態である。路面は、凍結ではないがシャーベット状でちょっとやばいかな、と言う感じである。高島市の辺りでコンビニでおにぎり等を調達したが、路面の積雪は15センチぐらいあり、駐車した隣の車のプレートは「高知」それにノーマルタイヤ、なんか自殺行為の感がある。それでも大津方面へ走って行った。
 
 久しぶりの雪の中での運転と言うこともあり、うきうきとした気持ちであったが、後でチーさんが、やばいと思っていたようである。自分としては、念のためチェーンも用意していたので何の心配もしていなかったんだけど...
 
 湖西道路から国道8号に合流し、少し行くとJR小浜線の踏み切りを渡りすぐの三叉路を左折し、SIVAさんに送ってもらった通りの道順で、ぴったし9時にいこいの森に到着、ちょうどSIVAさんが車を止め準備をしているところであった。もうちょっと上に駐車場があるので、移動し久々におーちゃん&おーだんなさんと再会する。
 暫くすると、makoto&sumireさんが到着し、簡単な挨拶をした後SIVAさんを先頭に上り始める。



野坂岳登山口


しろくまさんの調子が悪く、残念ながらリタイア
 
 
 雪が無ければ、整備された登山道をそれ程苦も無く登っていけるのであろうが、積雪期はそうは行かないようである。写真でも分かるように登山口で50cmは積もっているようである。SIVAさんが先頭で、私は最後尾から2番目であったが登り始めて幾らもしないうちに前を行くしろくまさんの足の運びが何か変である。しばらくしろくまさんの後ろを歩きながら足元を見ていたが、アイゼンの調子が今一かと思い、SIVAさんに小休止をお願いし、しろくまさんのアイゼンを付け直す。改めて歩き始めるが、やはり、調子が悪く、アイゼンを外すが、アイゼンのせいではなく、足の調子が悪く、しろくまさんは万全を期して残念ではあるが車にもどると言う。体調が回復すれば追いかけてもらうように伝え、7人で登ることにする。
 


スノーシューデビュー


思っていたより急登


 今回は、久しぶりにSIVAさん、おーちゃん&おーだんなさん、それにsumireさんに会える。皆さん、去年の鳴谷山以来である。しろくまさんには残念であるが、今回初めての野坂岳、それも冬の雪の多い時期の野坂岳である。しかも、スノーシューデビューである。途中の冬道直登を過ぎ、NHKの中継アンテナを過ぎ、雪が多くなった来て所で待望のスノーシュー装着である。makotoさんとsumireさん、そして私がSシューで後の4人はアイゼンである。
 
 雲が切れて青空が出てきたり、かぜが強くなったり、後ろを振り返ると敦賀市街が一望でき、ふと市街の右手(野坂岳から見て)にはゴルフ場コースがきれいに雪に埋もれており、フゥアウェイがはっきりと見える。

野坂岳頂上

避難小屋での宴会
 

 登り始めて2時間半で山頂の避難小屋到着である。山頂は風をさえぎるものが何も無く吹きっ晒し。横殴りの雪が混じった風が吹いており、早々に本当に避難小屋に避難である。先客が2人おり、我々は、靴を脱ぎ板の間に小屋備え付けの銀マットを敷き、昼食宴会の準備である。makotoさんは安倍川餅、おーちゃん御夫妻は大野名物のホルモン、私はキムチ鍋、そしてSIVAさん定番のへしこ、順番に頂いた上自分のおにぎりがあったりでお腹はパンパンである。小屋でわいわいがやがやと1時間半以上盛り上がり、そろそろ写真を撮って下りましょう、と言うことでお開きとし、銀マット等を片付け、神様にお礼を言う。

避難小屋に神様が

吹雪いているしガスも...

風とガスで...

かしまし娘?

 外は、相変わらず雪混じりの風が強く吹いており、じっとしているとじんじんと寒くなってくる。しかし、女性3人は何故か元気である、1人よりも2人、2人よりも3人、3人寄ればかしましい(娘?)である。吹雪きも跳ね返す勢いである。

幻想的

霧氷

 下りは登りの道のピストンである。しかし、見る視点が違うのと、少し晴れたこともあり見事な霧氷を見る事が出来た。チーさんも、御満悦である。


下山途中に頂上の小屋を振り返る


敦賀市外を一望

シリセー〜ード

今回デビューしました

 おーちゃんとsumireさんがシリセードをするが、雪が重いのかウェイトが...なのか上手く滑れず、、芋虫のはいはいのようである。おーちゃんはこの後、もう一度シリセードを試すが、今度は勢い余って顔面着地であった。

伊達男4人衆

SIVAさんとお〜ちゃん

山頂にて
画像提供

SIVAさん makotoさん チーさん
..
 そうこうしている内に、1時間ちょっとで登山口の駐車場に着いてしまった。しろくまさんが、後から登られた人たちが次々と下りてくるのに、遅いなぁー、と思っていたそうである。
 初めての野坂岳であったが、野坂の麓に住んでいるSIVAさんに案内していただき、又、久しぶりのおーちゃん&おーだんなさん、sumireさんに会えて、楽しい山行でした。
 有難うございました。また、遊んでください。
inserted by FC2 system