霊仙山
AM5:00起床-朝食(パンとコーヒー)-名神吹田IC-AM7:35登山口着(駐車場所)7:40出発-8:00林道終点(東屋)-8:50登山道合流(三合目)-10:22霊仙山頂上-10:30霊仙山最高点-昼食-11:20出発 西南尾根コースへ-12:05近江展望台-13:15今畑-13:50汗フキ峠-14:00東屋-14:20駐車場所
 平成16年12月12日 日曜日 
鈴鹿山系北端
1084


 林道終点にある東屋。ここまで20分を歩いてきました。途中で通行止めの標識があり正直に車をデポしえっちらおっちら20分。いいウォーミングアップ、みんな字が読めないみたいですね。木の階段が一部写っていますが、この右側に「ここからは登れません」と看板がありました。 東屋から階段を暫く上がった所にある八坂神社。かつては村があり、その村はずれにあり色々な祭事か゜行なわれていたと思われる。

登ってきた所を振り返る「道」は無い

5合目の標識
 神社の前を通り、踏み跡をたどり登山道へ5分ほど登るが何か違うような感じがする。そう思いながら踏み跡を辿って進む。しかし、やっぱり何か変。そうしながらも、「道」を辿って登る。が、よーく考えると登山道入口の表示も無ければ、テープも無い。おかしい。まっいいか、コンパスと地図を出し霊仙山の方角を確認し東へ行けば登山道に合流すると「確信」し獣道を進む。しかぁし、スタートの東屋に戻れば良かったと思った頃には既に20分以上が経っており尾根筋を選びながら東へと獣道を進む。  そうこうしているうちに人の話し声が聞こえ、その方向を目指して行くがなかなか登山道に合流する事が出来ず、その後10分ほどでやっとこさ正規のの登山道の3合目に合流する事が出来た。この間約50分であった。今朝家を出るとき冗談で奥さんに「ほな、遭難でもしてくるわ」と言った事が...女の恨みは、あな恐ろしや!懺悔!斬りっ!ギァー!


 合流から15分程で見晴台に、天気は良いがちょっと霞んでいるので見通しはそれ程良くない。  見晴台から見た琵琶湖の北部


 非常に健脚のお2人。特に女性の方は元気で、登りも何のその、ずーっと喋っていらっしゃいました。すんごい。彷徨していた時に聞こえた声はこのお2人の声でした。  登ってきた道を振り返る。12月とは思えない天気。


 のどかな笹原歩きが続き、わずかなアップダウンのあと霊仙山の手前の経塚山に。2年前に建て替えられた避難小屋が北東に見える。  霊仙山頂上から10分で最高点の1098m地点に。ここでお湯を沸かし、カップヌードル、レモンティー、味噌汁、おにぎりの昼食を摂る。50分も時間を掛けたのは初めてではないだろうか。

霊仙山1083.5m

最高点1098mと伊吹山


 下りは最高点から西南尾根へ。片側が切れ落ちているので高所が苦手な私にはちょっとヤバイ(ほんのちょっと下腹がジーンと)。  石灰岩と木の根が入り混じった歩きにくい尾根筋の道が40分ぐらい続く。踏み跡が確かに分かり難い。下りよりも登りの方が良く分かるように思う。途中登ってゆく「囲炉裏」のメンバー7.8名とすれ違う。


 季節が良ければ花が一杯であろう尾根筋の道を下り、途中近江展望台をすぎ、ちょっと急な下りを笑いそうな膝を庇いながら背丈ほどもある笹を分けると笹峠に着き、暫く行くと人が住まなくなって久しい今畑の廃村に着く。人っ子一人居ないのに、屋根のついている水場の掲示板に「平成16年11月某日」何処かのホールで人権啓発の集会が開催されるポスターが貼ってあった。?。  今畑で県道に合流し大洞谷を汗フキ峠に川に沿って北上する。途中散弾銃を持ったハンターに会う。思わずクマ狩りかと思い、音の出るものが何か無いかと探すが何にもなし。
 途中2.3回渡渉するが今年の異常気象のせいか、至る所で倒木や写真のように橋が流されたり、橋の代わりに掛けている丸太が流されていたり渡るのが大変である。
 写真の丸太橋は上から下への上り(写真で見るより急な坂である)であり、丸太が濡れているので非常に滑る。


 大洞谷を30分上ると汗フキ峠に到着。ここが霊仙山への登山口である。  汗フキ峠から2.3回道をターンするとカナヤに到着。ビール・ジュースが流水で冷やされている。
 70歳ぐらいのおじいちゃんと思わず2.3分話し、こんな天気は珍しいとの事である。
 10分足らずで朝車を停めた東屋に到着。途中道の両側はどう見ても人口の石垣であると思われる。よくもここまでしたものである、えらいっ!

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